2024年10月1日火曜日

男女それぞれ参列者の服装

こんばんは、こうちゃんです。

今回は結婚式の服装に関するマナーの紹介です。

参列者側で、男性の場合の服装で、
基本的には、

・黒スーツかダークカラーのスーツ(白スーツはNG)
・ネクタイは明るめの色で(黒はNG)
・シャツは白無地が基本
・靴は黒革靴

などになります。

最近は格式ばった結婚式だと若い人にウケないなどで、
色んな演出や、従来の型を崩した式も多くなり、
あまりマナーなどもうるさく言われなくなりましたので、
これらを基本形にしつつも、色んな変化はありです。

例えば、シャツは薄いパステルカラーや、ストライプの入ったものを着てOKだったり、
ゲスト側も多少のオシャレを楽しむ傾向があります。
※まあそれでも黒スーツはだいたい固定気味ですが

参列者側で、女性の場合は、服装にだいぶ幅がありますが、
それでもある程度縛りはあるもので、

・全身白や全身黒の服装はNG
全身真っ白ドレスはもともと花嫁のカラーですので、それとかぶる、という意味で、仮に服装自体が派手でなくとも、白づくめはNGです。
黒も、一部にはよいのですが、全身完全な黒づくめはフォーマル過ぎて喪服を連想させてしまうため向きません。

・肩出しや過度の露出も避けた方がいい
結婚式のある程度雰囲気に合わせ、肩出しの服の場合は、何か羽織るものを。
完全な肩出しドレスは花嫁だけになるように。
また、男性の目線を集める的な意味で、あまり結婚式に過度の露出もよろしくありません。

・アニマル皮のバッグやファーはNG
めでたい結婚式に殺生を連想させるということで、結婚式場に持ち込むバッグにはアニマル皮のものや、ファー付きのものは避けるべきです(これは服も)。
男性側の靴は皮靴が主流なので理不尽な気もしますが、これもまあひとつの伝統ということで。





こうちゃん

2024年4月4日木曜日

結婚式二次会の流れ

こんばんは、こうちゃんです。

結婚式の要素の内で、式や披露宴が家族・親族や知り合いへの御披露目的式典とすると、
堅苦しい要素をほとんど除いてお遊び要素を強くしたのが、結婚式二次会です。


結婚式二次会とは、
結婚式、披露宴を終えた後に、人数面や、交友関係により、結婚披露宴に呼べなかった友人達も招いて、パーティールームや、レストラン等を貸切り、広く友人達に披露するパーティーを行うことです。
結婚式では呼びきれなかった(or 都合で参加できなかった)友人・知人達へのお披露目の場ですし、あくまで、パーティー方式がほとんどで、結婚式自体を見せるわけではないので、 どちらかと言えば、この会合は、結婚式ニ次会、というより、披露宴二次会、と呼ぶべきな感じですが、世間の慣例でか、たいていの人は、この会を、結婚式ニ次会という名称を使って呼んでいます。

この結婚式二次会とは、多くの知り合いに結婚する二人の姿をお披露目することが主目的ですので、一応は、ある程度の広さがあり、貸切使用ができるような飲食店とかであればどこでもよい、とも言えますが、
そこは、カップルの、一生に一度の晴れの舞台で多くの知り合いへのお披露目の場ですので、披露宴自体ほどとは言わないまでも、ある程度の豪華さ、もしくはきれいさ、環境のよさ等も求められます。

一般的には、準備等も込みで、二時間半から三時間ほどフロアや店内を貸切にでき、店の環境として、バーカウンターやドリンクコーナーがあっての飲み放題や、ビュッフェ形式での料理提供等が可能な場所がむいています。
間仕切り等がなくて、ひとつの宴会場のようにできる、中、大規模くらいのややオシャレなレストランやカフェ、人数によっては、大きめのバーなどがよく利用されます。
※ぐるなびや食べログのような有名飲食店紹介サイトですと、テーマ別で検索できて、こういった会に向いたジャンル絞り込み可能です

また、道具、音楽、動画、その他、二次会では様々な催しを行うことが多いですので、そういった、様々な荷物の持ち込み(もしくはレンタル)が可能で、店内のプロジェクタや音響等は使用可能な場所が求められます。


実際に会場を考える際には、大手の飲食系ポータルであったり、店舗自体のホームページ等の貸切のお知らせとかに、「結婚式二次会会場利用可」とか書いてある場合が多いので、 あまり上記条件を気にして地道に色々な店を当たるより、素直に検索エンジン等で、「結婚式二次会 会場」や、「結婚式二次会 貸切」とかで検索して店側も最初から二次会対応をする気でいるお店を探した方が楽であったりします。

探せるサイト例としては、
https://party-wedding.gnavi.co.jp/
などが

また、新郎新婦は準備や荷物も多いことや、披露宴参加者は、多くが二次会にも参加することから、たいていの場合は披露宴会場近くで二次会開催したり、
もしくは、ホテルなどでは、披露宴会場と同じ建物内にきれいなバーラウンジ等があり、そこが二次会の開催に対応していて、披露宴から一括してお願いでき、その店で開く場合もあります。

その場合、新郎新婦も、披露宴から参加していて、二次会にも参加する人達にとっては大変楽になります。

反面、結婚式・披露宴を行える会場はホテル等の立派、高級なところが多く、そこのバーラウンジなどで二次会を、というと、二次会用に居酒屋やパーティールームを貸切るよりも、資金面では高くついてしまう場合が多いです。

このような事情もふまえて場所探しなどはしてみるとよいでしょう。

ここまで結婚式二次会の内容等のご紹介をしていましたが、
引き続き、流れについての解説も追加してみようと思います。

結婚式二次会は、
だいたい以下のような流れで開催されることが多いです。


二次会の流れ、と言いましても、
もちろん二次会はいつも新郎新婦や幹事が悩み、考え、会自体を作り上げていくもので、どれもがオリジナルで、唯一無二なものなのです。
そのため、特に決まりがとなどは無くアイデア次第で好きなものを作り上げてよいのですが、それでも、準備していく中で、一般例のようなものが欲しい人や、人のやっている内容を参考にしたい方もいらっしゃるかと。
そこで、何度も結婚式二次会幹事を担当していて、多くの結婚式二次会経験中(招待客、幹事経験両方)の作者が、だいたいよくある流れ、や、ある程度一般例のようなものをご紹介します。
※各項目とその段階でのみんなの行動を書いています

0.開場・受付(二次会開始前)
 新郎新婦の仲良い友人等に受付頼みつつ、来場した人をみんなチェキ等で写真に撮り、その写真にメッセージをもらうことが多い
 ※チェキ写真はあとでアルバムにして新郎新婦にプレゼントしたり、ゲームで抽選に使ったり

1.幹事あいさつ
 最初は新郎新婦の入場前で、会場にいない段階で、司会の幹事が自己紹介と挨拶をします
 ※前述の、数名の二次会幹事の中から、男女一人ずつくらいを司会に選出するのが一般的です

2.新郎新婦入場
 会場の入口外とかに待機していてもらって、タイミング合わせ、司会からの案内で、音楽とともに入場
 ※演出用に、事前にクラッカーや、しゃぼん玉等を配っておき、入場時に使うと盛り上がります

3.ウェルカムスピーチ
 新郎新婦からの二次会始めのあいさつ
 ※場合によって新郎からだけ等、軽めのあいさつの場合も

4.乾杯のあいさつ
 たいていは友人代表のような人に一言もらってその後乾杯
 ※事前に、新郎か新婦の仲良い友人等に頼んでおく(忙しいので幹事以外の人に依頼がよい)

5.ケーキ入刀
 ウェディングケーキを店に頼んでおいて、披露宴と同じようにケーキ入刀を行います
 ※ホールケーキで入刀できる場合と、店のプランでは普通にケーキ(デザート)ビュッフェのようになる場合とあります

6.ファーストバイト
 これも披露宴で見ていない人のために行うことが多いです
 新郎から新婦へ、新婦から新郎へ、の順に

7.余興 or ゲーム
 これは考えた人達のセンス次第ですが、多くは景品つきのクイズやビンゴ大会を行います
 ※定番では新郎新婦に関するクイズや、ビンゴ、はたまた周りの人と組んでチーム戦でゲーム大会、ちょっと出会い要素を入れたゲームをする場合などあります

8.新郎新婦のサプライズプレゼントや手紙等
 新郎か新婦が相手に内緒で(本番まで)用意するプレゼントや手紙等を渡します
 ※相手への日頃の感謝をこめた手紙や、手作りの夫婦茶碗や、夫婦箸、なんてのも結構喜ばれるものです

9.閉会あいさつ
 時間が終わりに近づくと、司会から軽い締めの言葉の後、たいてい新郎が終わりの言葉やお礼を言います

10.新郎新婦退場
 退場曲流して、みんなで花道作って新郎新婦退場
 ※参加者みんなで花道や、手を挙げてアーチを作ったりしてお見送りをすると喜ばれます

11.お見送り&プチギフト配り
 一足先に出た新郎新婦が出口で待ってみんなを見送り&おみやげを渡します
 ※参加者と新郎新婦とお話や写真等、全員ができるいい機会です(店の貸切時間には注意しつつ)

順序の前後等はありますが、たいていこのような流れになっている場合が多いです。
また、あえて項目に入れるほどではないですが、各項目の間で、準備に時間がかかる場合などは、「次の準備ができるまで、しばしご歓談を」と言って参加者達のおしゃべりタイムや、新郎新婦との交流時間をとるのが定番です。
会場との連携のため等、タイムスケジュールをきちんときる場合は、4.と5.の間や、6.7.の間などには10分前後の歓談タイムを入れておくとよいでしょう。

このようなイベントや流れを作り、新郎新婦と頼まれた二次会幹事、他出し物協力者等で力を合わせて二次会は作り上げる感じです。


完全に会場のみを貸出して、料理・ドリンクの提供以外はお好きにどうぞ、という会場も多いですが、 中には、場所の提供だけでなく、タイミング合わせてライトアップや、各場面ごとでの音楽操作・動画上映等で協力してくれる場合もあります。
※そういったパーティー開催に慣れていて、外向けにも二次会プラン等を宣伝している店に多いサービスです。

そのような店を選んだ場合、せっかくですので、幹事の人手も割かずに済みますし、音楽操作、簡単な景品の届け、ライトアップ等はぜひ手伝ってもらいましょう。
その場合、事前に店の当日の担当者も含めた打ち合わせを行ったり、当日のタイムスケジュールが決定したら渡しておく、等の事前準備は必要になります。


こうちゃん

2024年3月13日水曜日

人前式【結婚式】

こんばんは、こうちゃんです。

今回は、結婚式の様式のひとつで、

人前式

ついて解説します。

人前式とは、日ごろお世話になっている方に結婚の証人になってもらう式のことです。
  
人前式とは読んで字のごとく「人の前で誓う、お式」です。
特定の神様ではなく、日ごろ御世話になっている方、親しくしていただいている方の前で結婚の誓いを立て、承認していただくお式です。
ですから列席者全員の方がお二人のご結婚の「立会人」「証人」となります。

神前、仏前と違い、人前式に決まりごとはありません。
基本的な流れというのはありますが、
順番も演出を自由、ある程度結婚式としての厳粛さえあれば、式自体は自由に組み立てられます。

人前式のよいところはいくつかあります。以下にいくつかのポイントを挙げてみます:

1. **アットホームな雰囲気**: 人前式は一般的にアットホームで温かい雰囲気があります。親しい友人や家族が集まって、新郎新婦を祝福する場として、より親密な雰囲気を楽しむことができます。

2. **感動的な瞬間**: 人前式では、新郎新婦が誓いを交わす瞬間や家族や友人からの祝?の言葉など、感動的な瞬間がたくさんあります。これらの瞬間は、参加者にとって特別な思い出となることでしょう。

3. **参加者とのコミュニケーション**: 人前式では、新郎新婦と参加者が直接コミュニケーションを取る機会が多いです。お互いに思い出を共有したり、感謝の気持ちを伝え合ったりすることができます。

4. **アイディアや演出の自由度**: 人前式では、新郎新婦が自分たちらしい式を演出することができます。伝統的な形式にとらわれず、オリジナリティを出すことができるのも魅力です。

5. **費用の削減**: 人前式は規模が小さく、会場や装飾などの費用を抑えることができる場合があります。そのため、予算に制約があるカップルにとっては費用対効果の高い選択肢となることがあります。

これらのよいところを考慮して、人前式が新郎新婦にとって最適な選択肢であるかどうかを検討することが重要です。

※歴史

最も伝統的な式といえば「神前式」と一般の認識にはあるかもしれませんが、
現在の「神前式」の始まりは明治時代の事(→神前式参照)。
当時の皇太子(後の大正天皇)の式から始まったスタイルで、しかもその基本は「キリスト教式」を参考にして作られた内容です。

それ以前から(特に江戸時代あたり)、今の人前式とは違いますが、一般的な結婚式は、
新郎の家に親しい人を招いて祝言を挙げる」という形式だったようです。

形式、手順こそ違えど、様式としては、今の人前式の原型と言えるかもしれません。


※場所

今では多くの結婚式場が、この人前式に対応し、
建物の中に人前式用の式場や披露宴会場を持っているのが普通になっています。

基本的には、この人前式で挙式する場合、
会場の心配はいらないかと思われます。

このような様式になっています。

最近の挙式するカップルには一番メジャーな様式(特に若い世代)かと思われます。

よろしければ、結婚式検討中の方とか
参考にしてみてください。


こうちゃん

2024年2月19日月曜日

仏前式【結婚式】

こんばんは、こうちゃんです。

今回は、結婚式の様式のひとつで、

仏前式

ついて解説します。

仏前結婚式は、一度結婚すると来世でも縁が結ばれるという仏教の教えに基づき、
新郎新婦が仏の前で来世までの結びつきを誓います。

また、祖先に結婚の報告をし、2人のめぐりあわせを仏に感謝する儀式です。

本尊の前で夫婦の誓いをかわし、念珠(数珠)を受けて焼香し、盃をかわします。

仏前式のよいところについてお話ししますね。仏前式は日本の伝統的な結婚式の形式であり、以下にいくつかのポイントを挙げてみます:

1. **伝統と格式の尊重**: 仏前式は日本の伝統や格式を尊重した形式であり、日本文化や風習を感じることができます。新郎新婦や参加者が伝統的な衣装を身に着けたり、儀式を行ったりすることで、格式ある雰囲気を楽しむことができます。

2. **家族や祖先への感謝と祈り**: 仏前式では、新郎新婦が家族や祖先に感謝の気持ちを表し、祈りを捧げる機会があります。家族や祖先の尊厳を称えることで、結婚の新たなステージにおいても家族の絆を大切にすることができます。

3. **心静かな雰囲気**: 仏前式は一般的に心静かな雰囲気が漂い、神聖な空間で行われることが多いです。参加者が静かに祈りや祝福の言葉を捧げることで、新郎新婦の幸せを祈る気持ちをより深く感じることができます。

4. **精神的な結びつきの強化**: 仏前式では、新郎新婦や参加者が精神的な結びつきを強化する機会があります。共に祈りを捧げたり、家族や友人との絆を深めたりすることで、結婚生活における支え合いや共感をより強く感じることができます。

これらのよいところを考慮して、新郎新婦や家族が伝統的な形式や精神的な結びつきを重視する場合には、仏前式が適切な選択肢となるかもしれません。


※場所

先祖代々の墓のある菩提寺か、同じ宗派の寺院、または僧侶を呼んで自宅の仏前で行なわれます。

大きな寺院では挙式や披露宴を行なう施設の整っているところもありますが、数は少ないです。
また、仏前式は神前式ほど一般的でないので、仏前式のできる結婚式場やホテルは少なく事前によく調べなければなりません。
式の内容は、宗派によって異なりますが、念珠(数珠)授与が式の中心になるようです。

新郎新婦の衣装は、神前式と同じく五つ紋服、白無垢で、扇子の代わりに念珠を持ちます。

※注意点

上記のように、専門の結婚式場等にも、最近では、仏前式の施設を備えているところもありますが、
その数はまだまだ非常に少ないです。

そうなると、菩提寺等で、となり、
浄土宗、浄土真宗、日蓮宗など対応している宗派は多くありますが、
少なくとも両家のどちらかが挙式を行う寺院の宗派に属していなければいけません。

信徒でない人が仏前式の結婚式を挙げるのは非常に難しくなっています。

このような様式になっています。
最近の若いカップルはなかなか選んでないのかもしれませんが、

よろしければ、結婚式検討中の方とか
参考にしてみてください。
(そいった方がここにたどりつくかはわかりませんがw)


こうちゃん

2024年1月9日火曜日

神前式【結婚式】

こんばんは、こうちゃんです。

今回は、結婚式の様式のひとつで、

神前式

ついて解説します。

結婚式の様式のひとつで、
その文字通り、神の前、日本の神道のことで、
一般的には神社で行う式になります。

日本の結婚式そのものや、
行われてきたしきたりは日本独自の宗教である神道から大きな影響を受けていますが、
もともと結婚式自体は自宅で行われるのが一般的。

しかし、

「神前結婚式」という形式が明確となり、一般に広まったのは、1900年(明治33)5月10日に皇室御婚令が発布され、皇太子(後の大正天皇)の御婚儀が初めて宮中賢所大前で行われ、同様の神前結婚式を挙げたいという気運の国民間での高まったことがきっかけである。

とされています。

気運の高まりに応じ、東京の神宮奉賛会(現在の東京大神宮)が皇室の婚儀を参考にして民間での「神前結婚式」の様式を定め、翌明治34年3月3日に模擬結婚式を開催、以降、改良や普及活動を行った。
今日「神前式」として行われているものは、この神宮奉賛会が創設したものが元になっている。

神前式のよいところについてお話ししますね。神前式は日本の伝統的な結婚式の形式であり、以下にいくつかのポイントを挙げてみます:

1. **神聖な雰囲気**: 神前式は神社や神社の神前で行われることが多く、神聖な雰囲気が漂います。神前で神々に祈りを捧げ、神の加護を求めることで、新郎新婦の幸せや家庭円満を祈ることができます。

2. **伝統と格式の尊重**: 神前式は日本の伝統や格式を尊重した形式であり、神社の神職や神職の指導のもとで行われます。伝統的な神前の儀式や神社の風習を体験することで、日本文化に触れる機会となります。

3. **家族や親族の結びつき**: 神前式では、新郎新婦や家族、親族が一緒に神前で祈りを捧げることで、家族や親族の結びつきを強化する機会となります。神前での祈りや祝福の言葉を共有することで、家族の絆を深めることができます。

4. **神社の美しい風景**: 神前式が行われる神社は、美しい自然や伝統的な建築物が特徴的です。神社の美しい風景の中で結婚式を行うことで、新郎新婦や参加者が心安らぐ空間で特別な瞬間を過ごすことができます。

これらのよいところを考慮して、神前式が新郎新婦や家族にとって特別な意味を持つ場合には、神前式を選択することで、より神聖な雰囲気の中で結婚式を行うことができます。


※流れ

具体的な式順としては巫女の先導で新郎新婦、媒酌人、新郎両親、新婦両親、新郎親族、新婦親族の順に入場し、最後に斎主が入場。
典儀と呼ばれる司会進行役(巫女が行う場合もある)が式の始まりを宣言、斎主の拝礼に合わせ一堂が起立して神前に礼。
祓を行う為、斎主が幣を用いて穢れを祓う。
一堂は起立したまま軽く頭を下げ、これを受ける。
斎主が神前で二人の結婚をその神社に鎮座する神と氏神、そして祖先神に報告する祝詞を奏上し、神の加護を願う。一堂は起立して頭を下げる。

三々九度の杯を交わす。
一の杯においては、まず新郎が杯を受け、次に新婦、また新郎となる。
二の杯では、まず新婦、次に新郎、また新婦。
三の杯は一の杯に同じ。
一二三の三度の杯を三回ずつ受けるので3×3=9ということで三々九度が成立する。

ただ、現在は新郎新婦の時間的な制約があるため以下のような略式を用いる神社も多い。

一の杯を受け、次に新婦がその杯を飲み干す。
二の杯は新婦から新郎の順、三の杯は新郎から新婦の順で、どの杯も必ず三口で飲み干す。
新郎新婦が神前に進み出て誓いの言葉を読み上げる。
新郎が本文を読み、自分の名前の部分は新郎・新婦がそろって読む。
玉串を神前に捧げ「二拝二柏手一拝」の順で拝礼し、席に下がるときはお互いに背を向けないように内回りで体の向きを変える。
これは神に対してなるべく自分のお尻を向けない為である。
新郎新婦に続いて媒酌人、親族代表が玉串を捧げる。
両家が親族となった誓いを交わす。
両家の親族、新郎新婦、媒酌人が杯を戴く。
斎主が式を無事終わらせたことを神に報告し、一拝。一堂は起立して拝礼。
その後斎主がお祝いの挨拶をし、一堂で拝礼。
斎主退場の後、新郎新婦、媒酌人、親族の順に退場。式の後披露宴に移る。

ただし、必ずしも神社のみで行われているというわけではなく、神前式の結婚式を行えるホテル、結婚式場も多い。

このような様式になっています。
最近の若いカップルはなかなか選んでないのかもしれませんが、

よかったら結婚式検討中の方とか
参考にしてみてください。


こうちゃん