2024年3月13日水曜日

人前式【結婚式】

こんばんは、こうちゃんです。

今回は、結婚式の様式のひとつで、

人前式

ついて解説します。

人前式とは、日ごろお世話になっている方に結婚の証人になってもらう式のことです。
  
人前式とは読んで字のごとく「人の前で誓う、お式」です。
特定の神様ではなく、日ごろ御世話になっている方、親しくしていただいている方の前で結婚の誓いを立て、承認していただくお式です。
ですから列席者全員の方がお二人のご結婚の「立会人」「証人」となります。

神前、仏前と違い、人前式に決まりごとはありません。
基本的な流れというのはありますが、
順番も演出を自由、ある程度結婚式としての厳粛さえあれば、式自体は自由に組み立てられます。

人前式のよいところはいくつかあります。以下にいくつかのポイントを挙げてみます:

1. **アットホームな雰囲気**: 人前式は一般的にアットホームで温かい雰囲気があります。親しい友人や家族が集まって、新郎新婦を祝福する場として、より親密な雰囲気を楽しむことができます。

2. **感動的な瞬間**: 人前式では、新郎新婦が誓いを交わす瞬間や家族や友人からの祝?の言葉など、感動的な瞬間がたくさんあります。これらの瞬間は、参加者にとって特別な思い出となることでしょう。

3. **参加者とのコミュニケーション**: 人前式では、新郎新婦と参加者が直接コミュニケーションを取る機会が多いです。お互いに思い出を共有したり、感謝の気持ちを伝え合ったりすることができます。

4. **アイディアや演出の自由度**: 人前式では、新郎新婦が自分たちらしい式を演出することができます。伝統的な形式にとらわれず、オリジナリティを出すことができるのも魅力です。

5. **費用の削減**: 人前式は規模が小さく、会場や装飾などの費用を抑えることができる場合があります。そのため、予算に制約があるカップルにとっては費用対効果の高い選択肢となることがあります。

これらのよいところを考慮して、人前式が新郎新婦にとって最適な選択肢であるかどうかを検討することが重要です。

※歴史

最も伝統的な式といえば「神前式」と一般の認識にはあるかもしれませんが、
現在の「神前式」の始まりは明治時代の事(→神前式参照)。
当時の皇太子(後の大正天皇)の式から始まったスタイルで、しかもその基本は「キリスト教式」を参考にして作られた内容です。

それ以前から(特に江戸時代あたり)、今の人前式とは違いますが、一般的な結婚式は、
新郎の家に親しい人を招いて祝言を挙げる」という形式だったようです。

形式、手順こそ違えど、様式としては、今の人前式の原型と言えるかもしれません。


※場所

今では多くの結婚式場が、この人前式に対応し、
建物の中に人前式用の式場や披露宴会場を持っているのが普通になっています。

基本的には、この人前式で挙式する場合、
会場の心配はいらないかと思われます。

このような様式になっています。

最近の挙式するカップルには一番メジャーな様式(特に若い世代)かと思われます。

よろしければ、結婚式検討中の方とか
参考にしてみてください。


こうちゃん